会社って設立する必要ある??

2018-05-21 | からrecielu | ファイル: レシる社長奮闘記.

レシる代表のアンラクです。

最近、オフィス街を歩くとリクルートスーツをきた学生さんを多く見かけるようになりました。
当社は、新卒採用を実施する予定は全くありませんが、
当社の設立前後から、サラリーマン時代は考えもしなかった「会社」に関して、色々と考えることが増えたので、
今日は、その時に考えた「会社」に関して書き綴ってみます。

「会社」の起源とは

「会社」は、法律で明確に定義されている言葉です。
会社法では、会社を「株式会社、合名会社、合資会社又は合同会社をいう」と定めています。

その中でも、当社のような「株式会社」の起源は、1602年、大航海時代の東インド会社の設立にはじまります。
当時は、1度の航海をする為に、船を準備し、乗組員を集めるなど多くの資金が必要でした。
また、航海が成功すると巨額の富を得られる反面、失敗するリスクも強くありました。
そのため、出資者を集い、航海で得た富を分配することを条件に、リスクをみんなで分かちあうことが始まったそうです。
これが、近代の株式会社の起源だといわれいます。

会社を設立する必要があるか?

会社を設立する際に、まず疑問に思ったのが、「サービスを提供する為に、会社の設立が必要か?」ということです。
サラリーマン時代は、会社があることが当たり前でしたが、いざ自分で立ち上げるとなると、
「そもそも…」と考えてしまいました。

自分は、大航海時代に習い、会社を「船」、会社が提供するサービスを「航海」、航海の目的や目的地を「ビジョン」と例えます。

海を渡る際に、船を使わずに泳いで渡ることも可能です。
しかし、一人で泳げる距離や速度、時間には限界があります。
そのため、泳いで海を渡ることは、船で航海する場合に比べて、目指す目的地が必然的に近く(目的が小さく)なってしまいます。
となると、おそらく航海から得られる利益は小さく、リスクを分かち合う必要がなくなるのではないかと思います。

逆説的に
「大きなビジョンを達成する為には、リスクを負って、それを多くの出資者と分かち合いながら、多くの仲間に協力をしてもらう為には、会社という乗り物が必要になってくる」と考えました。
会社を設立した理由は正にこの部分です。

また、人には寿命がありますが、サービスやビジョンには寿命はありません。
会社を設立し、そこに同じ志を持ってくれている仲間がいれば、代表者の寿命が尽きてもサービスやビジョンは失われずに提供し続けることが可能です。

このようなことを考えた結果、自分は、「レシる」をやるなら、会社が必要だなと考えました。

また、このように「会社」をとらえてみると、
「会社の為に、仲間やサービス、ビジョンがあるわけない」と思えてきます。

自分は、学生時代の就職活動は、船(会社)の見た目や大きさで選んでいました。
もし、学生時代の自分に会えるなら、
「ビジョンを達成する為に、サービスがあり、そこに共感してくれる仲間がいる。それを受け入れる為に、会社が存在しているんだよ。」 と、教えてあげたい気持ちです。

当社の名前は、サービス名の「レシる」をそのまま会社名にしました。
その理由は、今回の記事のようなことを頭の中で漠然と考えていた経緯があります。
これからも「レシる」をよろしくお願いします。

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