「レシる」の「る」は、なぜ平仮名なのか?

2018-05-28 | からrecielu | ファイル: レシる社長奮闘記.

今日は、当社のサービス名「レシる」の由来を書こうと思います。
よく「る」だけ平仮名なんですねって言われるのですが、
それにも理由があるので、この場で、「る」に込めた思いをお伝えしておこうと思います。

動詞の五段活用

中学時代に日本語の動詞の末尾が変化する五段活用というのを習ったことを皆さんは覚えていますか?
例えば、「書く」は、その後ろにどのような言葉が続くかで、「書か・書こ」「書き」「書く」「書け」(未然形、連用形、終止形、連体形…etc)と変化するというものです。
日本語の動詞は、基本的には全て同じように変化(活用)します。

そのため、私たち日本語を話す人たちは、無意識に普段から動詞を五段活用で変化させて利用しています。

近年、Googleで検索することを、「ググる」という造語を利用することが増えています。
この造語の構成は「グーグル」+「する」です。

「グーグル」は、「名詞」(正確には固有名詞)なので、会話の中で、動詞として利用しづらいのですが、
動詞っぽく使いたい人が、末尾に「る」を添えることで、動詞としても利用ができるように変化させたのではないでしょうか。

私は、この「ググる」という造語が広く普及している理由を、もちろん、もともとGoogleが有名だからという理由もありますが、
それ以上に、動詞化したことで、日本語で発音しやすく、末尾に他の単語と接続しやすくなります。
そのため、日本語の会話の中に取り込みやすくなったことが大きいのではないかと考えています。

「レシる」に込めた思い

当社の「レシる」は、「レシート」+「する」の造語です。
末尾を「る」にして、動詞として利用を可能にすることで、日本語の会話に受け入れられやすい単語にしたいという思いから、この名前を付けました。

同時に、サービス名称を会話の中で利用しやすくすることで、
まだ日本語で的確に説明されていないデジタル領収書の保管管理する事業を、的確に説明する単語として受け入れてもらおうと思ったからです。

例えば、ヤマト運輸が指定した期日に到着する宅配便を、「宅急便」と、旭化成の食用品ラップフィルムを「サランラップ」と名付けて、
それぞれのサービスを連想する単語を確立しました。
当社もデジタル領収書の保管管理するサービスを「レシる」として社会に浸透させることを目指しています。

将来、居酒屋でデジタル領収書をオンライン上で受領したいお客さんは、店員に「レシるでお願いします。」といえば、伝わるように、
また、社内で、上司が、部下に経費精算することを催促する際に、「早くレシっておけよ。」と言えば伝わるような、
そのような将来を想像して、「レシる」の「る」に思いを込めました。

そんな当社のサービス名称「レシる」が2018年5月11日に正式に商標登録されました。

「レシる」を引き続き宜しくお願いいたします。

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