iPhoneでQRコードを読み取り方法は

2018-01-14 | からrecielu | ファイル: その他.

「QRコード」を知っていますか?
モザイク状の四角いドットで作られている白黒のコード、と言えば分かる人も多いかと思います。
日本は全スマートフォンのうち、約7割がiPhoneユーザーと言われています。
そのiPhoneのiOS11標準機能として、QRリーダーが搭載されました。

これがどういうことか、あまりピンとこない人もいるかと思いますので、ここでは基本的なQRコードについてと使い方、そして私たちの生活への影響について見ていきます。

QRコードとは何か

そもそもQRコードは何かというと、1994年にデンソー(現デンソーウェーヴ)が開発した2次元コードです。
「QR」は「Quick Response」の略で、黒と白の格子状のパターンを読み取ることで、複雑な文字入力なしですぐに情報を取り込むことができるのです。

私たちが生活の中でよく見るのは、キャンペーン応募サイトやWEBサイトへの紹介チラシ、紹介画面ではないでしょうか?
本来なら複雑なURLの文字を一つずつ手入力しますが、QRコードがあればカメラで読み取るだけですぐに目的の画面へ移ることができます。
従来のガラケーでも、QRリーダーは機能が搭載されていました。
しかしiPhoneにおいては、使用するために専用のアプリをダウンロードする必要がありました。

それが2017年に公開されたiOS11では、iPhoneの標準機能としてQRリーダーが実装されました。
このことにより、自分でアプリをインストールする必要がなくなり、より便利で快適に使用することが可能になったのです。

QRコードの使用方法

iPhoneiOS11に搭載されたQRリーダーは、実際にどのように使用するのでしょうか?
使い方はとてもシンプルで簡単なので、iPhoneユーザーの方はぜひ試して下さい。

(1) カメラアプリの「QRコードスキャン」を「オン」にする

「設定」-「カメラ」をタップし、「QRコードをスキャン」をオンにします。

(2) 通常通り、カメラアプリを起動してQRコードを読み取る

シャッターを押す必要はありません。
画面内にQRコードを入れれば自動で読み取り、画面上部に読み取ったサイトのURLが表示されます。
そのままSafariでサイトを開く場合、URLをタップすると目的のサイトに遷移します。

基本的には、上記2つの手順でQRリーダーを使用することができます。
使用前に(1)の設定を行うことを忘れないようにしましょう。

QRコードの活用方法

「iPhoneにQRリーダーが搭載されても、自分にはあまり関係ない」と思っている人もいるかもしれません。
しかしIT化が目覚ましく進歩している現代は、日常生活においても、ビジネスシーンにおいても、QRリーダーを活用するシーンが必ず出てくるはずです。
QRコードの利用方法は様々ありますが、代表的なものを以下に挙げてみます。

  • 地図
  • 電子チケット
  • 名刺
  • WEBサイトの案内

最近ではQRコード付きの地図や名刺なども多くあります。
小さなQRコードの中に、紙媒体に書ききれない情報が多く集約されているのです。
またビジネスで欠かせない領収書も、QRコードで発行するスタイルがあります。

ペーパーレスでエコだと支持されており、今後さらに利用者が増える可能性があります。
QRコードの読み取り方法は難しくありません。
一度試しておけば、いざという時にスムーズに活用することができますよ。

今後さらに、私たちの生活でQRコードは浸透する可能性が高いです。
特に日本でユーザーが多いiPhoneの標準機能として、QRリーダーが搭載されたのは大きな変化です。
普段使用しなくても、いざという時に慌てずに活用できるようにしておきましょう。


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